Kindle MatchBookが日本には来ない(と思う)理由とその回避策
3行まとめ
MatchBookが来ない理由: 景表法に引っかかるから。
その回避策: 電子書籍の定価が無料、もしくは紙書籍の20%以下(1,000円以下の書籍なら200円以下)になるか、あるいは電子書籍を紙書籍のおまけにするのが社会的な慣習になれば回避可能。
もちろん、そんな風に電子書籍のダンピングみたいなことを始めて幸せになれるかどうかはまた別の話。
※法律の専門家ではないので誤りがあるかもしれません。話半分に読んでください。
Kindle MatchBookについておさらい
- Amazon、紙版書籍購入者に対して無料(ないし安価)での電子本提供プログラムを開始予定 http://jp.techcrunch.com/2013/09/04/20130903amazon-now-offering-users-discounted-or-free-digital-versions-of-print-books-bought-through-its-site/
URL長い。
というわけで、みなさんご存知Kindle MatchBookは海外では既にスタートしているようです。
- Introducing Kindle MatchBook http://www.amazon.com/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=1001373341
amazon囲い込みすごいなあ、と思ってしまいますね。
Kindle MatchBookと景表法
で、気になるのは日本でのサービスがいつ始まるか、なのですが……たぶん日本ではこのままのMatchBookは開始できないんじゃないかと思います。
それはなぜか。日本には「不当景品類及び不当表示防止法」、通称「景品表示法」(または「景表法」)というものがあるからです。
- 景品表示法 - 消費者庁 http://www.caa.go.jp/representation/
- 不当景品類及び不当表示防止法 - http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%BD%93%E6%99%AF%E5%93%81%E9%A1%9E%E5%8F%8A%E3%81%B3%E4%B8%8D%E5%BD%93%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E9%98%B2%E6%AD%A2%E6%B3%95
MatchBookは書籍を購入した人に電子書籍を提供するサービスです。これは言い換えれば、電子書籍が「景品」となるわけです。なので、景品表示法に則って提供しなければなりません。
では、景品表示法ではどのような規定がなされているでしょうか。消費者庁による「よくわかる景品表示法と公正競争規約(平成23年2月)」で分かりやすく書かれています。
- よくわかる景品表示法と公正競争規約(平成23年2月) http://www.caa.go.jp/representation/pdf/110329premiums_1.pdf
この法律では、「景品類」というものが、以下のように定義されています。
(「よくわかる景品表示法と公正競争規約(平成23年2月)」より)
そして、景品類の中でも「総付景品」というものがあります。
(「よくわかる景品表示法と公正競争規約(平成23年2月)」より)
「商品の購入者全員にプレゼント」というのは、まさしくMatchBookのパターンです。つまり、Kindle MatchBookは総付景品という景品類に該当しそうですね。
さて、先ほどの図の中にも書かれていた通り、総付景品には以下のような条件が決められています。
- 取引価額が1,000円未満の場合: 200円まで
- 取引価額が1,000円以上の場合: 取引価額の10分の2まで
つまり、紙の書籍の2割までの価格の商品であれば景品として提供できるわけです。
ところが、現状の電子書籍は、紙書籍の20%以下どころではなく、むしろ20%引きの80%程度の価格で提供されている例が多そうです。安くしても半額程度が多く、それよりも安いケースはまだまだ少ないようです。とてもではないですが、上の条件を満たすことはなさそうです。
もっとも紙書籍が1,000円かどうかで話が変わってきますが、まあでもKindle MatchBookのしくみから言って紙書籍の価格によって場合分けをするようなルールを導入するのは難しそうですし、あくまで限定的なサービスになるため、本家のそれとはだいぶ異なるものになるかと思います。
そのため、Kindle MatchBookが日本で展開されることはしばらくはないのかな、というのが私の予想です。
とはいえ、これが実現されるロジックもないわけではないのです。
MatchBook導入の回避策をもうちょっと深堀りする
実は、「景品類等の指定の告示の運用基準について」では、運用上の細かい話が書かれています。
(4) 正常な商慣習に照らして取引の本来の内容をなすと認められる経済上の利益の提供は,「取引に附随」する提供に当たらない(例 宝くじの当せん金,パチンコの景品,喫茶店のコーヒーに添えられる砂糖・クリーム)。
(5) ある取引において二つ以上の商品又は役務が提供される場合であっても,次のアからウまでのいずれかに該当するときは,原則として,「取引に附随」する提供に当たらない。ただし,懸賞により提供する場合(例 「○○が当たる」)及び取引の相手方に景品類であると認識されるような仕方で提供するような場合(例 「○○プレゼント」,「××を買えば○○が付いてくる」,「○○無料」)は,「取引に附随」する提供に当たる。
ア 商品又は役務を二つ以上組み合わせて販売していることが明らかな場合(例 「ハンバーガーとドリンクをセットで○○円」,「ゴルフのクラブ,バッグ等の用品一式で○○円」,美容院の「カット(シャンプー,ブロー付き)○○円」,しょう油とサラダ油の詰め合わせ)
イ 商品又は役務を二つ以上組み合わせて販売することが商慣習となっている場合(例 乗用車とスペアタイヤ)
ウ 商品又は役務が二つ以上組み合わされたことにより独自の機能,効用を持つ一つの商品又は役務になっている場合(例 玩菓,パック旅行)
この辺りの記述に基づけば、紙書籍を買えば電子書籍がついてくるのが「正常な商慣習に照らして取引の本来の内容をなすと認められる」ようになるとか、「商品又は役務を二つ以上組み合わせて販売することが商慣習となっている」ようになってくれば、Kindle MatchBookも認められるようになるんじゃないかなあと思います。
要するに、客観的な基準を持ってきて、それに合致するかどうかというよりも、慣習的に認められるかどうか、という曖昧な基準で運用されるわけですね。それであれば、「紙を買えば電子が無料でついてくるのも当たり前」というのが一般的になっていれば、もちろんamazonだって堂々とそういったサービスを提供できるようになるわけです。
実際、文教堂が紙雑誌を購入すると電子版が無料でついてくる、というサービスを始める(もう始まってる?)そうですし。
……もっとも、電子書籍はこれはこれで商品として売り物になっているわけですし、ただでさえ紙の売上が減少傾向にある現在、電子のコストを紙の値段に含めるような形になるのも難しい&電子書籍化のコストを捨てるのも無視できるほど小さくなることも早々なさそうな気がするので、何というか、いかんともしがたいのかなあというのが正直なところです。はい。
「はてな エンジニアブロガー祭り」に登壇いたします
ずいぶん久しぶりの更新です。いや、書きかけて公開してないエントリは下書きにたまってるんですが…。
こんなブロガーとは言えない私ですが、「はてな エンジニアブロガー祭り」なるイベントにて登壇させていただくことになりました。
だいたい募集を締め切った後でエントリ書くくらいの反応の鈍さに加え、ブロガー以前に現役エンジニアかどうかも微妙なところ(今は開発者というよりも、コードも書けば仕訳もする電子出版事業会社の経営者なので)なのですが、はてダは2005年くらいから使ってるし(それ以前は自前で設置したnDiaryでWeb日記を書いてた)、はてダのエントリやブクマを読んで(あとはてなアンテナも駆使して)育ってきた世代なので、感慨深いものはありますね。
とはいえ、当日は「モデレーター」というやや不思議な係の予定なので、思いついたことはダイアリーの方にいろいろ書いておこうかというところです。
登壇者の方は著名な方々ばかりなので、当日は面白そうなお話が聞けそうで楽しみです(などと言っていられる余裕はなさそうですが)。参加される方々はどうぞよろしくお願いいたします。
【お蔵出し】コンピュータ書紹介:高い本編
3年くらい前に書いたコンピュータ書の紹介文が発掘されたので、せっかくなので貼っておきます(一部手直し済み)。
こういうのはレギュレーションが問題で、この時は「いい本だけど高い本」でした。今でも当然ながらお勧めですが、「買いたい」というよりは「買わせたい」本かも。
ちなみにこの中では1冊だけ自分では持ってない本があります(それ以外にも買ったんだけど本棚の億に埋もれて発掘できない本も多々あります……)。
ヘネシー&パターソン『コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ 第4版』
コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ 第4版 (IT Architects’ Archive)
- 作者: John L. Hennessy,ジョン・L・ヘネシー,デイビッド・A・パターソン,David A. Patterson,中條拓伯,吉瀬謙二,佐藤寿倫,天野英晴
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/02/21
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通称『ヘネパタ』本。コンピュータアーキテクチャの代表的教科書の最新版。
同著者による『コンピュータの構成と設計』(通称『パタヘネ』本)が入門寄りである一方、こちらは上級者向けになっている。そしてこの第4版は『最初の版以来、最も重要である』と著者が述べる通り、プロセッサの性能改善が鈍化した21世紀において、マルチコアの並列処理の扱いを大きく取り上げるようになったのが特徴的。またCPUというかプロセッサの話がメインではあるが、メモリやストレージについても紹介されている。
なお、本文だけで十分厚いのに、付録CD-ROMにはさらに数十ページあるPDFがいくつも収録されているのはまさに驚嘆。付録D『組み込みシステム』ではプレステ2とSANYOのデジカメがケーススタディとして出てきて興味深い。
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ『コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル』
コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル (IT Architects' Archiveクラシックモダン・コンピューティング)
- 作者: セイフ・ハリディ,ピーター・ヴァン・ロイ,Peter Van-Roy,Seif Haridi,羽永洋
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2007/11/08
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ガウディ本ともCTMCPとも呼ばれる、プログラミングの教科書本SICPことエーベルソン&サスマン『計算機プログラムの構造と解釈』をぐっとモダンにした感じで、いわば「21世紀のSICP」と呼んでも過言ではないはず。
プログラミングの本としては、最初は状態のない関数型プログラミング的な宣言的計算モデルから始まり、半分くらい進んだ辺りでようやく状態を導入し、オブジェクト指向についても説明する、という順序になっている点が興味深い。
本書で使われている言語はOzという(わりと)マイナーなものだが、SICPを読むためにSchemeを勉強する人もいるくらいだからそこは気にしない方向で。並列処理などの現代的な要素にも目配せされているところがうれしい。
エイホ、セシィ、ウルマン、ラム『コンパイラ―原理・技法・ツール 第2版』
コンパイラ―原理・技法・ツール (Information & Computing)
- 作者: A.V.エイホ,R.セシィ,J.D.ウルマン,M.S.ラム,Alfred V. Aho,Jeffery D. Ullman,Ravi Sethi,Monica S. Lam,原田賢一
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 2009/06/01
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泣く子も黙るコンパイラの代表的教科書。第1版の刊行から10年以上たち、著者にモニカ・S・ラムを加えて改訂されたのが本書。
第1版と比べるとずいぶんとモダンになってるなあ、と感慨深い。とりあえずコンパイラなるものに興味があって勉強したいという方には、本書を一通り読んでおけばコンパイラの基本は身についたと思ってもよいはず。
第2版は第1版よりも分量が増えたにもかかわらず、物理的な厚さは減り、さらに値段も安くなるという良心設計がうれしい。訳語は比較的カタカナを使わないようにしているのでめずらしい向きもあるかもだが、慣れればそれほど読みづらくないはず。
D. Knuth『The Art of Computer Programming』(第1巻、第2巻、第3巻)
- 作者: ドナルド・E・クヌース,有澤誠,和田英一,青木孝,筧一彦,鈴木健一,長尾高弘
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2004/02/18
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- 作者: Donald E.Knuth,有沢誠,和田英一,斎藤博昭,長尾高弘,松井祥悟,松井孝雄,山内斉
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2004/10
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- 作者: ドナルド・E.クヌース,Donald E. Knuth,有澤誠,和田英一
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2006/04/01
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アルゴリズムの古典的教科書。さすがに古臭いとか、アルゴリズムを勉強するだけならコルメン『アルゴリズム・イントロダクション』とかの方が手軽でよいのでは? という意見もあるが、「古典」はまず風格からして違う。数式が手加減なしに出てきたり、たまにコードだと思ったらMIXのアセンブラみたいなコードだったりと、いろんな意味でそのレベルの違いに呆然とする。加えて人生初寄稿誌がMADだったという著者ならではの小粋なアメリカンジョークが(くだらなくて)たまらない。
いかにも古典らしい古典であり、プログラミング方面ではこういう風に読める本はなかなかないので、プログラミングでご飯を食べようという人なら一度は本気で取り組みたい。というか正直いつまで手に入るか分からないので今のうちに買っておきたい。
ピーター・ノーヴィグ『実用CommonLisp』
実用 Common Lisp (IT Architects’Archive CLASSIC MODER)
- 作者: ピーター・ノーヴィグ,杉本宣男
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2010/05/11
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AI界の重鎮、ピーター・ノーヴィグが書いたプログラミングの教科書。もっともAIに興味のない方には、リンカーンのゲティスバーグ演説をPowerPointで再現したパロディネタの「ゲティスバーグPowerPointプレゼンテーション」の作者、という方が通りがよいかも。
ノーヴィグなので題材は当然AIプログラミングなのだが、IBMでシステムエンジニアリングに従事し、UMLやRUPのガイド本などの翻訳も手掛けた訳者が「(本書のサンプルが)システム開発実践者の設計パターンとプログラミングスタイルに普遍的な影響を与える古典的プログラム群だと革新できる」などなどと書いているので安心して読んで欲しい。「『大人』向けSICP」とでも言えるかも(『大人』の意味も本書参照のこと)。
ケン・ランディ『CJKV日中韓越情報処理』
- 作者: ケンランディ,Ken Lunde,小松章,逆井克己
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2002/12
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コンピュータにおける多言語(特に日本語)処理についての代表的な本。あのCJK本にベトナム語のVが加わり、さらに最強さを増したのが本書であり、文字コードを知るには避けては通れない。これだけの本を、CJK文化圏の人ではない著者に書かれてしまったのはいかがなものか、という話が出版当時にはあったのも懐かしい思い出。
まあ正直に言えば矢野啓介『文字コード技術入門』とUnicodeのPDFをもろもろと入手した方が安上がりな気もするが、網羅的な説明という意味では本書にはかなわない。いざという時のために棚に置いておきたい一冊。
バートランド・メイヤー『オブジェクト指向入門 第2版』全2巻
オブジェクト指向入門 第2版 原則・コンセプト (IT Architect’Archive クラシックモダン・コンピューティング)
- 作者: バートランド・メイヤー,酒匂寛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2007/01/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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オブジェクト指向入門 第2版 方法論・実践 (IT Architects' Archiveクラシックモダン・コンピューティング)
- 作者: バートランド・メイヤー,酒匂寛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/08/29
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Eiffelの著者メイヤーによるオブジェクト指向の本。なお「入門」というタイトルは日本語版のみで、ぜんぜん入門書じゃないのに注意。また「契約に基づく設計(Design by Contract、DbC)」の概念を紹介していることでも有名。
第1版が翻訳されてから幾星霜、一時期は「もう訳されないのでは?」と懸念する声もあったが、何とか第2版が2冊とも出版されてめでたい限り。オブジェクト指向プログラミング全般については教科書的・原理的な本が非常に少ない中、この一冊(じゃなくて2冊だけど)の存在が光っている。
高橋浩和、小田逸郎、山幡為佐久『Linuxカーネル2.6解読室』
- 作者: 高橋浩和,小田逸郎,山幡為佐久
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/11/18
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たまには翻訳ものではない本も。Linuxカーネルの解説書。Linuxのカーネルについて、その基礎からプロセス・メモリ管理・ファイルシステム・ネットワークと、広くそして深く、必要に応じてソースも引用しつつ解説していく。
日本人著者による本にはあんまりないスタイルで、Linuxに関わるプログラマ、あるいはLinuxでサービスを運用するエンジニアならぜひ読んでおきたい一冊。
Jon Kleinberg、Eva Tardos『アルゴリズムデザイン』
- 作者: Jon Kleinberg,Eva Tardos,浅野孝夫,浅野泰仁,小野孝男,平田富夫
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2008/07/10
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TAOCPと同様、アルゴリズムについての教科書的な本。
TAOCPでは個々の小さな問題に対するアルゴリズムを細かく掘り下げていくスタイルだったが、コンピュータが社会の至る所で使われるようになった現在、本書では応用に主眼を置いて、いわば「現実の問題解決にこそアルゴリズム的な考え方が役立つ」といった視点で書かれているのが興味深いところ。一見変わらないように見えるアルゴリズムの世界でも、時代が進むにつれてダイナミックに変わっていくのだなあと痛感する一冊。
スティーブ・マコネル『Code Complete』(全2巻)
CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して
- 作者: スティーブマコネル,Steve McConnell,クイープ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/03/26
- メディア: 単行本
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CODE COMPLETE 第2版 下 完全なプログラミングを目指して
- 作者: スティーブマコネル,Steve McConnell,クイープ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/03/26
- メディア: 単行本
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設計からコーディング、デバッグまで、プログラマの営為すべてに対して網羅的に紹介する本で、プログラマなら黙って一度は読んで欲しい必読書。
変数や関数の名前のつけ方からテストまで、プログラマがプログラムを作成する上で必要となるあらゆることをあますところなく紹介。もちろんこの辺りは完全な正解というものがあるわけではなく、著者流のやり方のそれぞれには賛否両論あるはずだが、それは個々の事情によるところもあり、とにかく他にはここまで網羅的な本がないんだからしょうがない。むしろ本書をたたき台として、各自あるいはチームでの開発の指針を考えるきっかけとするのが理想的な読み方だろう。
サムエル・P・ハービソン3世、ガイ・L・スティール・ジュニア『Cリファレンスマニュアル』
S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル
- 作者: 3世,サムエル・P.ハービソン,ガイ・L.,ジュニアスティール,3,Samuel P. Harbison,Guy L.,Jr. Steele,玉井浩
- 出版社/メーカー: エスアイビーアクセス
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
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その名の通り、Cのリファレンスマニュアル本。
Cの場合、入門書や、Cを取り巻く(C以外のことを含めて)全体を解説する本は多々あれど、Cそのものについての本ではこれに勝る物はおそらくないので、仕事でCを書く人の職場なら「仕方ないから買っておく」べき本。そうじゃなくてもCに触れる機会があるなら、いざという時のために持っておいて損はないはず。
Mac OS XでKindle Previewerが起動しない場合の対処策
現象と対処法をメモ。
Mac OS X(10.8.2)で、Kindle Previewerが起動しないことがある。
コンソールから起動してみると、エラーが出ている。
$ /Applications/Kindle\ Previewer.app/Contents/MacOS/Kindle\ Previewer
Error: This Java instance does not support a 32-bit JVM.
Please install the desired version.
Javaのバージョンが1.7のせいっぽい。
$ java -version java version "1.7.0_13" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.7.0_13-b20) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 23.7-b01, mixed mode)
1.6に変更すると起動するようになる。
$ export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home -v 1.6` $ java -version java version "1.6.0_43" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_43-b01-447-11M4203) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 20.14-b01-447, mixed mode) $ /Applications/Kindle\ Previewer.app/Contents/MacOS/Kindle\ Previewer (いろいろ警告が出るけど無視していればそのうち起動する)
それも面倒くさい、ということであれば、ファイルを直接変更する。
$ vi /Applications/Kindle\ Previewer.app/Contents/MacOS/Kindle\ Previewer
javaを起動する前に変数JAVA_HOMEを変更しておく。
# 以下の一行を挿入 export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home -v 1.6` # start the autoupdate java -jar autoupdate.jar
こうするとコンソール以外からでも普通に起動するようになる。
KDPの書籍カテゴリ一覧
KDP(Kindle Direct Publishing)で出版したい書籍の詳細情報に設定できる(はずの)カテゴリの一覧です。めちゃめちゃ長いです。
2013年3月12日現在の値をKDPの入力フォームから引っ張ってきました。正しいかどうかは自信ないです。自己責任でご利用下さい。
- アンティーク、収集品
- 一般
- アメリカ誌
- 芸術
- サイン
- 本
- ボトル
- ボタン、ピン
- カナダ誌
- 手入れ、修復
- 時計、腕時計
- 硬貨、貨幣、メダル
- 漫画
- 人形
- 置物
- 銃器、兵器
- 家具
- ガラス、ガラス製品
- 宝石類
- 台所用品
- 雑誌、新聞
- 軍隊
- スポーツ以外のカード
- エフェメラ
- 舞台芸術
- 政治
- 大衆文化
- 陶磁器
- はがき
- ポスター
- 陶磁器
- ラジオ、テレビ
- レコード
- 参考図書
- じゅうたん
- 銀、金、その他の金属
- スポーツ
- スポーツカード
- 一般
- 野球
- バスケットボール
- アメリカンフットボール
- ホッケー
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- テディベア
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- おもちゃの動物
- おもちゃ
- 運輸
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- 芸術
- 一般
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- アメリカ
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- アジア
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- カナダ
- カリブ海、中南米
- 陶磁器
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- 一般
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- 参考図書
- 研究
- テキスト
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- 一般
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- 新約聖書、その一部
- 参考図書
- 研究
- テキスト
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- 青春時代、10代
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- その他の訳
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- ロマンス
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- 古典
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- エロティカ
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- おとぎ話、民話、伝説、神話
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- ファンタジー
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- 超常現象
- 短編小説
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- 史伝
- ホラー
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- ユダヤ系
- 法律
- レスビアン
- 文学
- メディア共催イベント
- 医学
- 男たちの冒険
- ミステリー、探偵小説
- 一般
- ハードボイルド
- 史伝
- 刑事もの
- 短編小説
- 伝統的なイギリスのミステリー・探偵小説
- 女性刑事
- オカルト現象、超自然
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- 心理学
- 宗教
- ロマンス
- 一般
- 成人
- 現代
- ファンタジー
- ゴシック
- 史伝
- 超常現象
- 摂政時代
- 短編小説
- サスペンス
- タイムトラベル
- 西部
- 大河小説
- 風刺
- SF
- 海洋小説
- 短編小説
- スポーツ
- サスペンス
- 技術
- スリラー
- 都会生活
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- 戦争、軍隊
- 西部劇
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- ゲーム
- ガーデニング
- 健康、フィットネス
- 歴史
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- ユーモア
- 一般
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- 逸話
- 漫画、アニメ
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- リマリック、詩歌
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- 少女、女性
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- 日常生活
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- 宗教
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- 独占禁止
- 調停、交渉、和解
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- 参考図書
- 参考図書
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- 宗教
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- 不可知論
- 古代
- 古代の遺物、考古学
- 無神論
- バハーイ教徒
EPUBファイルの情報表示ツール epinfo を公開してます
久々に更新。
epinfoというツールを公開してます(さっきちょっとバージョンアップしました)。Ruby製なので要Ruby。
- epinfo (http://rubygems.org/gems/epinfo)
EPUBファイルの情報を、コマンドラインから簡単に表示するためのツールです。「epubinfo」という似た名前のgemがあって、そのラッパーみたいな感じです。
インストールにはgemコマンドを使います(bundler使ってるひとはそちらでも)。
$ gem install epinfo
root権限が必要な人は「su gem install epinfo」としてください。
インストールすると「epinfo」というコマンドが追加されるはずです。
使い方は「epinfo 【EPUBファイル名】」とコマンドを入力するだけです。引数に指定したEPUBファイルのメタデータを表示します。
$ epinfo kusamakura.epub titles: 草枕 creators: 夏目 漱石(-) subjects: description: publisher: contributors: dates: 2011-11-24T12:00:00Z(modification) identifiers: urn:uuid:eae22280-0019-43c1-b8cc-8d79bd7d9c36 epub_version: 3.0 source: languages: ja rights: drm_protected: false cover:
中身はソースを見てもらえれば分かる通り、本当にepubinfoのラッパーになっています(足りない機能はepubinfo側にpull request送って追加してもらったりしてます。EPUB versionとかもそれで追加されました)。また、cover(表紙)のファイルが表示されていないですが、こちらもepubinfo側の問題のようなので、この前送ったpull requestを取り込んでもらえれば直るはずです。
なんかよく分かんないEPUBファイルがあるけど、これってなんだっけ? というのを手軽に確認するには便利かと思います。よろしければお使いください。
追記
epubinfoの依存関係が抜けてた(ローカルでpatchつきepubinfo使ってたので気づかなかった模様……すみません)のを修正するpull requestをいただいて取り込みました。melborneさんありがとうございます!
あの頃の8階と7階と4階 #unoh_advent
「あの頃は」なんて言うようにだけは
絶対にならない そう信じていた
振り返るべき日々を持たなかった日々を
「あの頃」と呼ぶんだ 今はわかる
――篠原美也子『Time will tell』より
(順番と日付を全く無視してしまっていて恐縮ですが、Unoh Advent Calendarへの参加記事です)
2000年代後半、私がまだ前職のツインスパークに勤めていた頃の話です。
そのころツインスパークは、渋谷の警察署から恵比寿側に10分弱ほど歩いていったところにある、TKビルというビルの4階にいました。そしてなぜか、同じビルの7階にディノさんが、そして8階にウノウさんがいました。3社ともPHPを使ったWebサイト開発を事業として行なっていたので、「PHPビル」という謎の呼称もありましたっけ。
この3社は、同じような業界で、同じ言語は使っていても、仕事ではそれほど接点がなかったような気がします。実際、ウノウさんやディノさんとは一緒に仕事したことはなかったんじゃなかったでしたっけ?(人によっては多少あったのかも?) ウノウさんのオフィスに遊びに行ったことも、挨拶に行ったことくらいでちゃんと入ったことはなかったはずです。そういう意味では、実はあまりよく知らない会社さんでした。
ただそれでも、ウノウさん・ディノさんは有名な方が何人もいらっしゃって、常々すごいとは思っていました。とりわけウノウさんは、ラボブログも有名でしたし(読み手としても大変お世話になりました)、会社自体もエンジニアが過ごしやすいように設計されているようでしたし。それとプログラミング言語開発者でもあるクジラ飛行机さんもなぜかウノウにいたりとかしていて(でもエレベータとかですれ違ったことは数えるほどだったかも)、羨ましいというかすごいなあと感心してしまうことしきりでした。
その2社と比べると、うちはまだまだだなあ、と思って寂しく感じたことも正直あります。とはいえ、うちもそれぞれのプログラマとしてはしっかりコードが書ける人ばかりだったし、仕事自体に強い不満はありませんでした。むしろ、名の知られている会社と、同じビルにいて仕事をする、という微妙な距離感であったことは、悪いことではなかったんじゃないかな。今になってみると、そんな風に感じています。
今では、この3社ともTKビルにはいません。
そもそもウノウさんは社名も変わってしまったし、ツインスパークも人が変わり社名も変わりして、今は残っていません。唯一会社としては存続しているディノさんも、場所は変わっているようです。
このエントリを書くにあたり、TKビルに行ってみたら、エントランスのところが大きく変わっていました。
フロアリストも見慣れない社名が並んでいます(馴染みがあるのはヤマト運輸くらい?)。
今にして思えば、私たちがTKビルのいた頃は、一つの佳き時代だったのだなあと思います。私の人生にとっても、大きな意味のあった時代でした。
その時代を同じ場所で共有していたウノウ・ZyngaJapanのみなさん、おつかれさまでした。機会があればまたどこかでよろしくお願いいたします(技術系の電子書籍書きたいときはいつでもご連絡ください!<宣伝)。
なぜここにいるのか 時々わからなくなる
だけど ここがきっと 目指してた場所なんだ今はただ切なくて一人に思えても
いつか 時がたって 気づくんだ
――篠原美也子『Time will tell』より