:=続き

まつもとさんからお返事が。うう。

うーん、でも、世間には「変数のスコープは小さい方がいい(必要のないスコープに漏れたりしない方がよい)」という汎用的なプラクティスも存在するので、よそからRubyに来たひとは「えー、なんで:=使わないの? 便利だよねー」とか言いながら、:=を使いまくるような気がとってもします。例えばRails方面とかRails方面とかRails方面とか(<超偏見。でも、過去のRubyのテイストになじみのない人が大量に流入している&&新しいもの好きという傾向があるのは事実)。
そうすると、世の中に:=をばんばん使いまくったRubyのコードが流通してしまうと思うわけで、まつもとさんがそれを望むなら仕方ないんですけど、それは避けたいんじゃないかなあ、と。

そういう使い方をする人に対して、「適材適所」とか言っても、「え、適所じゃないの? だってこの変数はこのブロックの中でしか使う予定がないんだから、:=を使った方がいいですよね? ……で、こんな感じだと、初期化のときは:=で統一したほうがわかりやすいですよね?」とかなんとか言って、デフォルト:=派の人が増えそうな気がします。

というわけで、:=よりももっと書きにくいようなものの方がいいかも。「:::=」くらいにするとか(<やりすぎ)。まあ、前田さんが書いてた「::=」くらいが現実的でしょうか。それでもやっぱりいまいちかなあ。

あとは、「本当に必要なとき」の具体例があるとわかりやすいです。