新宿でRubyとかRailsとか

について話す。来ていただいた方、ありがとうございました。

  • Ruby I18N gemは言うほど悪くない(良くもない)
  • gettextが嫌いな人が多そうなのはコンパイルがめんどいから?
  • 本体がまともにI18Nを考えてなかった以上、RGPにしろ他のにしろ本体を無理矢理書き換えるモンキーパッチ的にならざるを得ないので、もともと限界があり、いつか誰かが本体に突っ込まなければいけなかった
  • 英語スキルが普通な日本人には本家との交渉は辛すぎる
  • かといってそこからいつまでも逃げ続けるわけにはいかない
  • むしろRGPの技術をそのままRuby I18N gemの仕組みと組み合わせられないか?
  • *.poを*Ruby I18N gem向けの.rbに変換できるようにするのがよい?
  • 新宿「梵」では旧Mac(SE30?)が現役

Brand Ediger『実践Rails』

出てたので買ってみました。

確かに入門書というよりは一歩突っ込んで書かれた感じ。内容としては国際化のところでGlobalizeが入っているので、ちゃんと読みたい(Ruby I18N gemとRailsに入ったI18N/L10Nの仕組みはGlobalizeが深く関わっているっぽいので。でも、GlobalizeはSvenが作ったわけじゃないんだよね??)

書き方というか趣向は微妙に癖があるというか、関数型プログラミングのところにEnumerableとかEnumeratorが書かれていたり、DBではMySQLの前にPostgreSQLが紹介されていたりとか。翻訳については、クイープだから大丈夫だろうとは思いつつ、イントロスペクションを「内省」と訳していたのはちょっとずっこけた。いやまあそうかもしれないんだけどねえ。

GainerBook Labo+くるくる研究室『+GAINER』

+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER

+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER

九天社より出版されていた本がオーム社より復刊。内容は追加ありだけど、紙質のせいか物理的な厚さは前より薄くなったので違和感があるかも。AS3の記述が増えたり、九天社版発売後の状況を若干フォローしていたりするようです。

『すべてわかる仮想化大全2009』

すべてわかる仮想化大全2009 (日経BPムック)

すべてわかる仮想化大全2009 (日経BPムック)

個人的に空前の仮想化ブームなので、とりあえず買ってみた。
一番気になっているのはVMWareなんですが、ほかの手法にも興味はあります。

内容については過去のWebや雑誌の記事をもとにしているっぽいですが、巻末に初出一覧があるのが親切でよいと思いました。

『UNIX Magazine 2008年10月号』

UNIX MAGAZINE (ユニックス マガジン) 2008年 10月号 [雑誌]

UNIX MAGAZINE (ユニックス マガジン) 2008年 10月号 [雑誌]

うにまが買うのは久しぶり、というかもううにまがって感じではないですね。こちらも仮想化ついでに。

Mac OS Xの技術的な記事を書かせたらぴか一の白山先生も、さらにMacなマシンが増えたようで慶賀の至り。書かれている記事はObjective-Cの話。なんかNEXTSTEPやOPENSTEPも絡めた歴史話が読ませるところはさすがです。あとでちゃんと読む。

IPUSIRON『パスワード解析』

パスワード解析 基礎と実践

パスワード解析 基礎と実践

わりとまとまっていそうな感じだったので。図表の品質はちょっといただけないですが、文章の内容そのものはちゃんとしてそうなので期待。
にしても、こういう本がもっとメジャーな出版社から出てこないのは、出版社の怠慢なんじゃないのかなあ、と思わないでもないです(それとも変な縛りがあるとか? だとしてもまずいですよねえ)。

濱野智史『アーキテクチャの生態系』

アーキテクチャの生態系

アーキテクチャの生態系

アキハバラ発』に書いてあった筆者の記事がよかったので。あちらについてもあとで書く。

『地球の歩き方 フロリダ』

B10 フロリダ―2007~2008 (地球の歩き方)

B10 フロリダ―2007~2008 (地球の歩き方)

RubyConf対策用。なんだかんだいって、このシリーズが一番詳しいので。