ソフトウェア工学と1980年のペアプログラミング

積読の山の中でソフトウェア工学の本が発掘されたら、twitterでもyuguiさんがソフトウェア工学が云々、とつぶやいていたので、読んでみました。

ソフトウェア工学 (岩波コンピュータサイエンス)

ソフトウェア工学 (岩波コンピュータサイエンス)

今は亡き……と思ったら、実はまだ一部は流通しているらしい岩波コンピュータサイエンスシリーズの一冊。というかこの本自体も流通してるみたいですね。

有澤誠と言えば、クヌースの翻訳でも知られている人ですが、私の中では「Bit人脈のひと」という印象が強いです。ナノピコ教室のひと、でもあったはず。まあ、要するにコンピュータサイエンス、あるいは情報工学の人で、読ませる文章を書けるひと、ですね。

文芸的プログラミング (ASCII SOFTWARE SCIENCE Programming Paradigm)

文芸的プログラミング (ASCII SOFTWARE SCIENCE Programming Paradigm)

ナノピコ教室―プログラミング問題集

ナノピコ教室―プログラミング問題集

目次はこんな感じです。

  1. ソフトウェア工学とは何か
  2. 構造的な要求分析の手法
  3. システム設計の手法
  4. ソフトウェアテストの手法
  5. ソフトウェアプロトタイピング
  6. オブジェクト指向とソフトウェア開発環境
  7. プロジェクト管理と人間因子
  8. プログラムの複雑度の計量評価
  9. ソフトウェア工学の最近の話題