銀色夏生『詩集「エイプリル」』

詩集 エイプリル (角川文庫)

詩集 エイプリル (角川文庫)

すごい久しぶりに買った気がする。
銀色夏生は詩の長さと面白さが反比例するひとで、最近のはちょっとというか、つれづれノートとかもあんまり好きではなかったのですが、これはひさびさにヒットかも。

「ある瞬間」
僕の歌を馬鹿にしたってかまわない
けど君らにだって
僕の歌が胸を打つある瞬間があるはずなんだ
ほんの一瞬だとしても

というのはストレートで妙に響きました。