優れたチームのリーダーは自らが効率化を求めるべきではない

メモ。

メンバーが優秀であれば、最適化は原則メンバーに任せるべき。リーダーのするべきことは、評価関数を作り、示すこと。

ある程度以上の権限を持っているリーダーは、いざとなれば評価関数を自由に設定・変更できるはず(状況によってはそれをしなければならない立場にある)。そういう役割の人間が「勝ち」を求めるのはよろしくない。そうではなく、適切な勝利条件を示し、そこを目指せばよいとメンバーやその他関係者に示すべき。そしてそこを目指すことはメンバーに委ねる。

メンバーが優秀であればメンバーがなんとかしてくれるし、メンバーの力に余るのであればリーダーだけが頑張ったところでどうにもできない。

メンバーが優秀でない場合、メンバーに合わせて評価関数を変えるか、評価関数に合わせてメンバーを変えるべき。どちらが良いかは、プロジェクトの目的、あるいはプロジェクトを実行することの目的(プロジェクトに対して一つメタな目的)による。