葵せきな『生徒会の一存』『生徒会の二心』
生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 葵せきな,狗神煌
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/01/19
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生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2 (富士見ファンタジア文庫 166-8 )
- 作者: 葵せきな,狗神煌
- 出版社/メーカー: 富士見書房
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『生徒会の一存』はこの前読んだんですが、期待以上に面白かったので、『生徒会の二心』も購入。いわゆる「部室もの」(青春物のバリエーションのひとつで、部室とかで延々だべるもの)の中では、外部での活動がぜんぜんないという意味で極北に位置するんですが、お約束っぽい会話をちゃんとお約束っぽく書く、というところで安心して読める程度にはできているので(……あんまりほめてないかも。でも、悪くはないです)。とりあえず期待。
「杉崎、この生徒会に初めて顔出した時の、第一声を忘れたとは言わせないわよ!」 「なんでしたっけ? ええと……『俺に構わず先に行け!』でしたっけ」 「初っ端からどんな状況なのよ生徒会! 違うでしょ!」 「あれ? それじゃあ……『ただの人間には興味はありません。宇宙人、未来人――』」 「危険よ杉崎! 色んな意味で!」 「大丈夫です。原作派ですから」 「なんの保証?! あとアニメの出来は神だよ!」 会長も見ていたらしかった。 ――葵せきな『生徒会の一存』より