『ミステリーズ! vol.28 (APRIL 2008)』

もちろん東さんの素子さん評論目当てなのですが、高城高のエッセイはなんか感動して読んでみたり。
や、高城高というと日本のハードボイルドの黎明期に活躍した作家として教科書にも載ってるくらいなので(嘘)、その高城高の新作が読めるなんてとても21世紀とは思えないと感動するわけですよ。高城高のエッセイの「私の作品のページは黒い。」には失礼ながら笑ってしまいました。しかも戸田和光さんの解説つき。そもそも函館が舞台というだけでこれじゃ桂島さんのご当地すぎるとにこにこしてしまうのに。いやいや長生きはするものですね。