もじら組の件

もじら組の組長さんとはさほど親しくはないのですが、イベントなどではよく見かけていて、活動的な方だなあと思っています(少なくとも私よりはずっとオープンソースなイベント等で活躍されているはず)。そのような方が、このような言葉を書かなければいけなくなったのは、非常に残念です。

思うのは、「多数決」という手段のそぐわなさ。信頼関係で結びつく小規模集団にとって、多数決というのは致命的に向かない手段なのではないでしょうか。一人の代表が全ての責任を負う形で物事を決められた方が、この手の集まりにはむいているのではないかと思います。いざというときの決定も早く下せますし。
というか、そもそも組長=代表者、というわけではないんですよね。その辺りの、組織としての意思決定を対外的にも対内的にもクリアにしづらいことは、不幸なことだと思います。

Mozilla Japanもじら組の関係は、Rubyの会の将来を考える上でも気になるところではあるので、もじら組の方々はこの件にあまり拘泥せず、あるいは逆にこの件をきっかけにして、前向きに活動を続けていただければと思います。外野の勝手ないい草ではありますが。