Keynoteを(ある意味)超えた最強プレゼンテーションツール:DXPresentation

前から気になっていたツールなのですが、今回RubyConf用に評価してみました。

……すごいです。まじで。Keynoteを使うためだけにMacBookを買おうかと思っていた(でも重いから買ってない)私ですが、もうKeynoteはなくていいです。

Keynoteの魅力はあのスムースなスクロールで、DHHなどのプレゼンなどでも効果的に使われていてうらやましかったのですが、DXPresentationではそれが3Dになります。さすがはDirectX。でかい文字がびゅんびゅん高速に飛び回るさまは壮観です。エフェクトは実際にはあまり使わないような気がしますが、素のslideモードが十分強力なので問題ありません。

原稿がテキストファイルで編集できるのも魅力です。OpenOffice.orgのImpressで一番問題だったのは、200枚を超えるとスライドの順序をごっそり変えたりするのが困難になり、推敲できなくなる点にあったのですが、これなら1000枚でもいけそうです(見る人はたいへんそうですが)。

あと、字間と行間の細かい設定がないのがちょっと気になりますが、少し試したところではデフォルトで特に問題なさそうです。改行位置は自前で設定できますし。

それでもいくつか機能的に不満なところもあったのですが、作者の方にメールしたところすぐに対応していただけました。これもうれしい点ですね。

デュアルディスプレイにも対応しているようなので、こちらは今度試してみます。

あ、高橋メソッド系のプレゼンじゃないひとには関係ないです。あしからず。