文藝 夏号

高橋源一郎特集なので買ってみました。って、娘と対談かよ!

柴田元幸との対談の最後での高橋源一郎の言葉、「僕は、小説については、きわめて楽観主義的です。なぜなら、小説より面白いものは、この世に存在しないんですから。」という言葉には、ほとんど泣きたくなるくらい感動しました。
人間としてはちょっとどうか(離婚しすぎ)とか思わないでもないのですが、小説読みとして、小説書きとしては、その思い切り分析的な読み方も含めて、全面的に信頼できる数少ない人の一人なのだなあ、と思います。