同世代作家文学としてのコバルト

なんとなく小説を読んでいると、小説の内容よりも、その背後にいる著者や編集者のことを思ってしまうことがあります。どうしてこの著者はこんな本を書いたのか、どうして編集者は書かせたのか、とか。
たとえばコバルトは、対象読者としては10代向けでも、著者は20代から30代の方が多いため、同世代の作家の小説としても読めます。ので、余計にそう思ってしまうのかも。