日下さんのこと
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51138243.html
ほんの雑誌編集部浦様より献本御礼。 す・ご・い! こんなすごい本読みが日本に存在したなんて。 こんなすごい書評家が日本に存在したなんて。
「浦様」なのか……というのはおいておいて。
つうか、「私にとって「文学」とは、漱石や鴎外ではなく、星であり小松であり筒井だった。」とまでいうひとが、「日下三蔵」の名前を知らないことが大ショックですよ。それはすなわち、『日本SF全集・総解説』の著者も知らなければ、ハルキ文庫の小松左京の短編集の編者も知らない、ということですよね?
![日本SF全集・総解説 日本SF全集・総解説](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51hSRvZ7-aL._SL160_.jpg)
- 作者: 日下三蔵
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
あるいは、ひょっとして日下さんのことはただのアニソン研究家だと思っていたとか? とんでもない、超すごいアニソン研究家なのに!……とかいうのもおいておいて。
まあ、どっちかっていうとミステリ方面でしか知られてないんでしょうか。いやいや、そんなことはないですよねえ。でもでも、SFマガジン読んでますとか、SFセミナーでは「ほんとひみつ」の部屋には必ず行きますみたいな偏った人じゃないと知らなかったりするのかしらん。アンソロジーならともかく、著者名義の本は数えるほどしか出てないですし。
とまれ、日下さんのお名前は覚えておいて損はないかと思います。そしてそして、SF読みなら見逃せない、日下さんが現在鋭意作業中(たぶん。というか、第一巻はまだかしら……)の、屈指の傑作アンソロジー(の予定)、『日本SF全集』全6巻にも期待していただきたいです。
野村美月+竹岡美穂『“文学少女”の追想画廊【ガレリア・デ・アール】』
http://www.enterbrain.co.jp/fb/09yotei/09yotei.html
ついに! ついに!! 竹岡美穂の画集が!!!
今は去ること10年前、コバルトイラスト大賞と浩祥まきこ『祝福の日』の挿絵から竹岡美穂さんの仕事を追っかけてきた者としては、ただひたすらに感無量です。