衣袋宏美『ネット視聴率白書2008-2009』

ネット視聴率白書 2008-2009

ネット視聴率白書 2008-2009

著者はネットレイティングス株式会社フェロー、らしい。その人がニールセンとかのデータを一人でまとめて作った本、なんでしょうか? なんかすごい。
ネット視聴率の定義から始まり(当然サンプリングになるので。あとAlexaに対する批判的な見解も当然ながら載っている)、主要サイトの動向や世代別/分野別ランキングなど、なんというか、(よい意味で)鼻息は荒い。実際の手法の善し悪しについてはそこまで読み込んでません。が、思ったよりも好感は持てました。

ピーター・ドラッカー『マネジメント III』

まだ読んでないけど。

ティモシイ・A・バッド『オブジェクト指向プログラミング入門 第2版』

オブジェクト指向プログラミング入門

オブジェクト指向プログラミング入門

  • 作者: ティモシイ・A.バッド,Timothy A. Budd,羽部正義
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本
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実はまだ買ってなかったので。amazonでは下品な価格で売ってたり売ってなかったりしてるみたいですが、某ジュンク堂池袋本店さんで入荷してもらえました。さすがだ。通っててよかった、と思う瞬間。もうジュンク堂で手に入らない本はないよね!(<嘘です。ダイクストラはやっぱり無理だそうで)。
まだもう一冊は残ってるみたいなので、買い逃してる方はお早めに買われるとよいかと。

Alan M. Davis『大いなるソフトウェア論議』

大いなるソフトウェア論議 -より深く,より主体的に考えるために-

大いなるソフトウェア論議 -より深く,より主体的に考えるために-

『ソフトウェア開発201の鉄則』『成功する要求仕様 失敗する要求仕様』の著者の本、ということが著者紹介ページに書いてないのはなんとかしてほしかった。
なんというか、学術界にも片足突っ込んでいるせいか、JoelとかPaul Grahamよりはいくぶんマイルドな感じ(あるいは年齢のせい?)。悪く言うと、刺激が少ない。のだけれど、それは利点でもあるわけで。
ぱらぱら読んだ中では、エッセイ4「ソフトウェア開発の戦略、政治、信仰について」が面白かった。ソフトウェア開発50年の歴史を俯瞰し、それを原理主義者と自由主義者の対立として読み込んだもの。達観、の一言に尽きます。

岩田次夫『同人誌バカ一代』

同人誌バカ一代―イワえもんが残したもの

同人誌バカ一代―イワえもんが残したもの

いやほら、夏コミですし(<関係ない)。
毎回60万〜70万くらいコミケで使ってた、というのもすごいけれど、コミケット準備会のスタッフとして「イベント事務の再構築を担当し、折からの「キャプテン翼」パロディブームで急激に拡大していくコミケットの基盤を築く。」というのもすごい。こういう人がいて、あの巨大イベントが成り立つんだろうなあ、とも思ったり。

斉藤由貴『ヴィンテージ・ベスト』

斉藤由貴 ヴィンテージ・ベスト

斉藤由貴 ヴィンテージ・ベスト

ぎゃあああああ。これはすごい。なにこのアレンジ。こんなものが聞けるとわ。
これって再録もあるんですか? 『白い炎』とかこんなことになってしまうとは。びっくり。でも素晴らしいです。ファンだった人ならぜひ一度は聴いていただきたい一枚。