「執筆のためのエレベータピッチ」のテンプレートを作ってみました
今エレベーターに乗ろうとしているのは、3 ヶ月前からどうにかして会いたいと思っていたベンチャーキャピタルの関係者だ。エレベーターで同乗している30 秒のあいだに、君の始めたばかりの新規事業を説明しなきゃならない。成功すれば資金援助を勝ち取れる。失敗したら、またカップラーメンをすする日々が続く。
これがエレベーターピッチという言葉の由来だ。
(『アジャイルサムライ』4.2 エレベーターピッチを作る より)
『アジャイルサムライ』では、プロジェクト憲章の代わりにインセプションデッキというものを作ることを提案しているのですが、その中の一ページは「エレベータピッチ」になっています。
このエレベータピッチとは、上に書いてある通り、ベンチャーがエレベータとかでたまたま居合わせた投資家に説明できるように、みたいなエピソードとともに語られる、自分の事業を伝えるための短い説明みたいなものです。
『アジャイルサムライ』ではプロジェクトの説明のために作るわけですが、本を書いたり原稿を書いたりするのもプロジェクトと同じようなものです(『Every Book Is a Startup』という本もありましたね!)。であれば、本を書くときにも、エレベータピッチみたいなものがあると、書いているうちにあれもこれもと内容を詰め込んでしまって、コンセプトがぼけてしまわないようになるかもしれません。
というわけで、エレベータピッチを原稿執筆用にアレンジしたものを作ってみました。slideshareよりどうぞ。
これで、本を書きたいとか原稿を寄稿したい! と思っているあなたが、たまたまエレベータとかで編集者さんと居合わせても大丈夫ですね! どうぞお使いください。
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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