るびま5周年、『駅』

Rubyist Magazine第27号が出ました。
http://jp.rubyist.net/magazine/?0027

今回で5周年です。5年もたったかと改めて思うと、よく続いてるなというか。

ちなみに5周年メッセージのところに書いたのは片桐麻美の『駅』という歌の歌詞です。
2番以降の歌詞はこんな感じ。

幸せになりたいと思ったのは まだ三つ編みのころ
「夕日はどこで見てもきれいだよ」と言って
私のバッグを駅まではこんでくれた あなた
人の言葉を真似ると 生意気にみえるよと言ったのも あなた

だけど今 ずいぶん遠くから 夕暮れを見てる気がする
ビルの谷間に乱反射する その眩しさに 私は思わず目をふせる

この街に暮して5年が過ぎた
引越しを重ねるたび 荷物はふえてゆく

許せないことだねと つぶやいてから
“何が”と自分に問いかけた

夕暮れがいつも決まって 懐かしさを連れてやってくる

セーラー服が時間を浪費する ショウウィンドウ横目でみつめ
愛と優しさをとりちがえた 路地を抜け
足早にあのひとの待つ駅へ
あのひとの待つ駅へ

「あのひと」と「あなた」の対比、それを「許せないことだね」とつぶやきつつ、「何が」という畳み掛け、そして変わらない/あるいは変わっているように見える夕暮れの情景が好きな歌です。