MarkdownでEPUBを作る場合の問題点

メモ。 結論から言うと、MarkdownとEPUB(のHTML)が密結合しすぎているのと、Markdownがシンプルすぎるのが問題になる、ような気がする。 例えばMarkdownで普通に画像を書くのは、 ![画面キャプチャその1](capture1.jpg)みたいな感じになるわけだけど、これ…

WEB+DB PRESS Vol.67にmbedの記事を書きました

WEB+DB PRESS Vol.67作者: 川口耕介,山本和彦,おにたま,神林飛志,杵渕朋彦,中島聡,清水亮,齋藤正浩,高橋征義,ミック,みやけん,青江崇,須賀秀和,上新卓也,牧大輔,角田直行,はまちや2,大和田純,白土慧,太田昌吾,個々一番,Shawn M Moore,じゅんいち☆かとう,小野…

デブサミのこと

うまく書けない。あとで書く。とりあえずスライドははっておく。 devsumi2012 わたしの自分戦略 View more presentations from masayoshi takahashi ひとつだけ。もし自分がコンテンツ委員を引き受けていたらどうなっていただろう、と思うときが少しだけあり…

オライリーも技評もそれ以外も頑張ってると思う

明暗くっきり、オライリーと技術評論社 を読んで、なんかむかついてきたから書いておきます。確かに、オライリーは一つのブランドで、その安定感というか安心感はありますし、「WEB+DB PRESS plus」シリーズも優れた本が多いのでうれしい限りですが、それは…

エンジニアじゃない方でも新年に読むのをお勧めしたい2冊

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。ちょっとまだ仕事が取り込んでいるので、今年の抱負みたいなエントリはまた今度。さて、昨年末はエンジニア向けの本を紹介しましたが、某弊社では非エンジニア向けの本を最近扱い始め…

ITエンジニアが年末年始の暇つぶしに読みまくれる2011年のコンピュータ書3冊+1冊+イベントのご案内

ご無沙汰してます。みなさんコンピュータ書読んでますか?そんなわけで、2012年も例のイベントが帰ってくるのですが、そういえば先日、「ITエンジニアが年末年始に読んでおきたい厳選書籍 + α」を見つけたので、私もちょっと書いておきます。普通におすすめ…

『ケヴィン・ケリー著作選集 1』は面白いのでみんな読んで下さい

そういえばひょっとして某弊社の本ってこの日記で紹介したことなかったんじゃ……? と不安になった今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。まあ、某弊社こと達人出版会の本は、ここを読んでるエンジニアの人にはオススメな本が揃っているので、気が向…

【宣伝】『Rails3レシピブック』電子書籍版(PDF)が今なら1,800円!

というわけで遅ればせながらキャンペーンのご案内です。http://bookpub.jp/books/bp/198みなさまのおかげで絶賛好評発売中の『Rails3レシピブック』の電子書籍版が発売されました! 今回はアプリではなくPDF版になります。ちなみに発売は某弊社からではなく…

アジャイル開発の反対はウォーターフォール開発じゃなくて「おまかせ」だと思う

メモ。アジャイルとウォーターフォールを対比させるのは違和感があった。ので、少し考えてみた。アジャイルソフトウェア開発宣言にある「包括的なドキュメント」とか「契約交渉」とか「計画に従う」とかと、「対話」「顧客との協調」「変化への対応」とかは…

せっかくの夏休みだから、今こそまとめて買っておきたいコンピュータ書5冊

と言えばやっぱりこれですよね。The Art of Computer Programming,Volume 4, Fascicle 0 Introduction to Combinatorial Algorithms and Boolean Functions 日本語版 (ASCII Addison Wesley Programming Se)作者: Donald E. Knuth,和田英一出版社/メーカー: …

RubyKaigi2011が終わりました

どこへ消えてしまうの なぜ すべては終わるの 壊れていくこころに 幻だけ残して (鈴木祥子『水の中の月』) 開催期間中は、例年になくトラブルも少なく、最後に一番いい形を作れたのはたいへん良かったなと思っています。まあ、準備がぐたぐたしていたのは…

本を書きました

こんな表紙の本です。最近改訂された本と並べるとこんな感じになります。もろはしさんがいろいろと書かれていますが、Rails3の本としてはよい本なんじゃないかなあ、と思います。発売日はまだ先なんですが、RubyKaigiで先行販売とサイン会をやります。 サイ…

角谷さんの新作トークへの期待、あるいは「Take the Red Pills」三部作には出てこなかった一つの言葉

メモ。ほとんど角谷さん宛の私信というか、RubyKaigi2011での角谷さんトークの賭け金釣り上げ用なんだけど、せっかくなのでここに書いておきます。 全国13万9,893人の角谷さんファンのみなさんと同様、RubyKaigiでの角谷さんのトークにはとても期待している…

新規サービスサイト制作の受託開発はなぜ上手くいかないのか

メモ。自分で自社サービスを運営する立場になってわかったこと。あんまりよそで言われてないような気がするので書いてみます。ちなみに業務システムとかは関係ないです(というのは最後にもちょっと触れます)。ふつう、受託開発では、9割がた成功する、と…

jslinuxのコードをちょっと覗いてみた

メモ。昨日あたりから一部で人気のjslinux。 http://bellard.org/jslinux/ 何をやってるかよく分からなかったのでちょっとだけjsのソースを見てみました。まずHTMLのソース(の抜粋)。 <body onload="start()"> <script src="term.js"></script> <script src="cpux86.js"></script> term.jsはJSでterminalをごりごり書いてる感じ。なので、本体はcpux</body>…

新ICT利活用サービス創出支援事業報告書関連まとめリンク

メモ。散らばってて分かりにくかったので。追記:カレントアウェアネス・ポータルさんのページを見てリンクを追加しました。ありがとうございました! 新ICT利活用サービス創出支援事業(総務省) http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/sh…

Tech LION vol.2に出演します

ちょっと先になりますが、6月17日(金)に新宿のネイキッドロフトにて開催されるイベント、Tech Lion Vol.2に、第1部のゲストとして参加することになりました。 Tech LIONについて Tech LION vol.2 開催します! いちおうRubyKaigi Advent Calendarの一環と…

「IT業界」なんて、ないんだよ。

このエントリは、新卒準備カレンダー 2011春のためのもので、@shuji_w6e さんの「実践する、コツコツと、少しづつ」の次のエントリになります。 おまえ誰よ? 高橋征義と申します。プログラマです。プログラミングはかれこれ30年近くやってますが、まともに書…

技術書の電子書籍販売状況(2011年1月版)

メモ。というか翔泳社参入記念。抜けはあるかも。雑誌系はいろいろ配信があるっぽいけどとりあえず保留。 PDF/EPUB/TEXT等データ インプレスジャパン(PDF) オライリー・ジャパン(PDF) 達人出版会(PDF,EPUB) オーム社(PDF) アプリ 技術評論社(主にiPhone,iPad…

今週土曜日『このコンピュータ書がすごい!2011年版』というトークセッションに出ます

そういえばすっかりこちらでの告知を忘れていましたが、みんな大好きジュンク堂書店池袋本店で、今週末に開催されるトークセッションに出演します。 新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2011年版 ―2010年に出たコンピュータ書ならこれを読め!― 高橋征…

2011年の日本における電子書籍を考える

メモ。今年の抱負を考えようとしたらまとまらなかったので。あとでいじるかも←ちょっとずついじってます たぶん今年は本格的にそれなりの規模の電子書籍ビジネスの立ちあげが始まるはず Apple/Amazon/Googleもさすがに日本に来て欲しい感じ 縦書きとかルビと…

今年を振り返って

そろそろ2010年も終わるので。今年の主だった動きをまとめるとこんな感じでしょうか。 会社辞めた 会社作った RubyKaigiを次回で最終回にすることにした 本を3冊出した(監訳と共著) ……まあ、ひいき目に言っても激動の一年でした。それでも、思ったほどはあ…

Japanese Ruby books in 2010

Some people know the article "Coming From Ruby" by David Black, and some people may remember the photo of Japanese Ruby Books. http://www.infoq.com/articles/coming-from-rubyYes, the all books on the photo are mine :) I brought them from Ja…

Sony Readerを触ってきた

昨日、ソニーの銀座ショールームに行って、Sony Readerの実物を見てきました。Sony Readerについてはわりと情報が出ていますが、いまいち細かい情報が出てきてないんですね。なのでお話もいろいろ聞いてきました。 プレインストール本のフォーマット 最初に…

Rails3で送信するメールの本文をbase64ではなく8bitにする方法

メモ。一つ謎が解けたので。Rails3ではメールを扱うクラスがTMailからMailクラスに変わりました。そのせいか、素朴に日本語のメールを送る場合、文字コードはISO-2022-JPではなく、UTF-8になります。まあUTF-8になるのはいいとして、問題はこれがbase64なの…

札幌Ruby会議03で発表します

今週末に札幌で開催される札幌Ruby会議03で、『私のプロフィール』というタイトルで発表します。 札幌Ruby会議03 http://regional.rubykaigi.org/sapporo03 なんとなく、実行委員の方からは「高橋さんの仕事のこととかを」と言われた気がするのですが、あん…

「帰ってきた Python Workshop 2010/12」に参加します

http://www.python.jp/Zope/workshop/201012何やら場違いな気もしてなりませんが、セッション03の「Pythonのイケてるところ/イケてないところ」にRuby方面の立場から参加します。言語自体についてイケてるとかイケてないとかちゃんと言えるほどPythonに詳し…

帰国

しました。みなさまお世話になりました&ありがとうございました。そして今週はついにRubyKaigi2011のキックオフが。「最後のRubyKaigi」についてはRubyConfでもいくつか質問されました。何やら責任重大な気もしてきますが、こちらもネタで最後とか言ってい…

RubyConf X

に来ています。ついにRubyConfも10回目。2001年から毎年参加してた者としては非常に感慨深いですね。なんでも皆勤賞にはRubyCentralプロデュースのイベントに今後フリーで参加できるらしいです。すごい、ような気もするけど、旅費のほうがよっぽど高いという…

『百億の魔女語り』は竹岡葉月の集大成かつ最高傑作の予感がする

と、希望的観測というか単なる願望というか、とにかく期待を込めて言い切ってみます。百億の魔女語り1 オトコが魔女になれるわけないでしょ。 (ファミ通文庫)作者: 竹岡葉月,中山みゆき出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2010/09/30メディア: 文庫購…